おいしく安全なブルーベリーのヒミツ

ブルーベリーは北米が原産地のため、涼しい気候と酸性の土地が栽培に適しています。
しかし、ブルーベリー広津農園がある長崎県西海市の西彼杵半島は、温暖な上、石灰分を多く含む赤土のアルカリ性の土壌なため、みかん類の栽培には最適な土地である一方で、本来ブルーベリーの栽培にはあまり適さない土地です。

園主の広津次良は本を読んだり、講習会などで得たノウハウを元に、以下の工夫を行いました。

1.土壌改良
西彼杵半島特有のアルカリ性の土地を酸性にするためにピートモスを施しました。
また、水はけを良くするために、なぎなたがやを植え、木材チップを敷き詰めました。

2.品種の選別
温暖な土地でも栽培可能なラビットアイを中心に栽培しております。

ご来園されたお客様によく甘くて美味しいと、お褒めの言葉をいただきます。
推測ですが、本来栽培に適していない土地なので、ブルーベリーに適度なストレスがかかることで、おいしく仕上がるのではないかと思います。
長崎県西海市の地で逆境にも負けず、強く美味しく育った広津農園のブルーベリー。ぜひ、たくさんの方に召し上がっていただきたいです。

投稿日:2018年4月15日 更新日:

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